正倉院展は約9000件を数える正倉院宝物の中から、宝庫の開封にあわせて70件ほどを展示するもので、今年で62回を迎えます。平城遷都1300年と光明皇后ご遠忌1250年に当たる今年は、正倉院を代表する宝物が数多く出陳されます。出陳点数は北倉19件、中倉21件、南倉28件、聖語蔵3件の計71件で、うち14件が初出陳です。
 出陳品の内容は宝物の全体像が概観できる構成になっていますが、聖武天皇・光明皇后の遺愛品、東大寺の法要に用いられた品々、工匠具や木簡・文書など平城京に生きた人々の暮らしを伝える品、そして近年新事実の発見で話題を集めた紙に関する宝物が多く出陳されることに特徴があります。
 聖武天皇・光明皇后のご遺愛品には、世界唯一の古代の五絃琵琶の遺例として名高い螺鈿紫檀五絃琵琶(らでんしたんのごげんびわ)のほか、皇后が薬を大仏に献納した際の目録『種々薬帳(しゅじゅやくちょう)』とそれに記された薬物、天皇の身近に置かれた山水夾纈?風(さんすいきょうけちのびょうぶ)、鳥草夾纈?風(とりくさきょうけちのびょうぶ)が出陳されます。また、狩の図様が全面に表された銀壺(ぎんこ)、東大寺への献物品を入れた密陀絵皮箱(みつだえのかわばこ)や蘇芳地彩絵箱(すおうじさいえのはこ)、シルクロードの香りが感じられる漆胡樽(しっこそん)や佐波理水瓶(さはりのすいびょう)、細密な銀装飾が見事な銀平脱鏡箱(ぎんへいだつのかがみばこ)など、宝庫で指折りの名品が出陳されています。そして、文書では藤原仲麻呂、良弁や道鏡など、歴史上著名な人物の署名も見ることができます。
  一年に一度のこの機会に、奈良時代を生きた人々の息吹を感じていただければ幸いです。

北倉 螺鈿紫檀五絃琵琶(背面)

会 期

平成22年(2010)10月23日(土)~11月11日(木) 全20日

会 場

奈良国立博物館 東・西新館

休館日

会期中無休

開館時間

午前9時~午後6時
※金曜日、土曜日、日曜日、11月3日(祝)は午後7時まで
※入館は閉館の30分前まで

観覧料金

 当日前売・団体オータムレイト
一般1,000円900円700円
高校生
大学生
700円600円500円
小学生
中学生
400円300円200円

出陳品

71件(北倉19件、中倉21件、南倉28件、聖語蔵3件)、
うち初出陳14件。
※7月27日付けで一部内容を変更しています。

公開講座

終了いたしました

平成22年(2010)10月23日(土) 「獅子面の模造をめぐって」

平成22年(2010)10月30日(土) 「正倉院の紙」

平成22年(2010)11月6日(土) 「五絃琵琶と紫檀工芸」

展覧会目録

「第62回正倉院展」
日本語版 A4版 予価 1,200円 
英語版 A5版 予価 800円
※図録の購入はこちら

ボランティア解説

終了いたしました

当館ボランティアによる解説

  1. 午前10時~
  2. 午前11時~
  3. 午前12時~
  4. 午後1時30分~
  5. 午後2時30分~

会期中のイベント

終了いたしました

正倉院学術シンポジウム2010「正倉院宝物はどこで作られたか」

「留学生の日」

「野点のお茶会」

「いけばなの展示」
 光明皇后の発願により建立された法華寺に伝わる「法華寺小池御流」のいけばなを展示します。

主 催

奈良国立博物館

協 賛

NTT西日本、近畿日本鉄道、JR東海、JR西日本、ダイキン工業、大和ハウス工業、帝塚山学園・帝塚山大学、日本生命、白鶴酒造

特別協力

読売新聞社

協 力

NHK奈良放送局、小学館「和樂」編集部、奈良テレビ放送、日本香堂、仏教美術協会、大幸薬品

関連リンク

◆読売新聞「天平の煌めき」
◆宮内庁正倉院事務所

特別展・特別陳列

特別展

第62回 正倉院展

 正倉院展は約9000件を数える正倉院宝物の中から、宝庫の開封にあわせて70件ほどを展示するもので、今年で62回を迎えます。平城遷都1300年と光明皇后ご遠忌1250年に当たる今年は、正倉院を代表する宝物が数多く出陳されます。出陳点数は北倉19件、中倉21件、南倉28件、聖語蔵3件の計71件で、うち14件が初出陳です。
 出陳品の内容は宝物の全体像が概観できる構成になっていますが、聖武天皇・光明皇后の遺愛品、東大寺の法要に用いられた品々、工匠具や木簡・文書など平城京に生きた人々の暮らしを伝える品、そして近年新事実の発見で話題を集めた紙に関する宝物が多く出陳されることに特徴があります。
 聖武天皇・光明皇后のご遺愛品には、世界唯一の古代の五絃琵琶の遺例として名高い螺鈿紫檀五絃琵琶(らでんしたんのごげんびわ)のほか、皇后が薬を大仏に献納した際の目録『種々薬帳(しゅじゅやくちょう)』とそれに記された薬物、天皇の身近に置かれた山水夾纈?風(さんすいきょうけちのびょうぶ)、鳥草夾纈?風(とりくさきょうけちのびょうぶ)が出陳されます。また、狩の図様が全面に表された銀壺(ぎんこ)、東大寺への献物品を入れた密陀絵皮箱(みつだえのかわばこ)や蘇芳地彩絵箱(すおうじさいえのはこ)、シルクロードの香りが感じられる漆胡樽(しっこそん)や佐波理水瓶(さはりのすいびょう)、細密な銀装飾が見事な銀平脱鏡箱(ぎんへいだつのかがみばこ)など、宝庫で指折りの名品が出陳されています。そして、文書では藤原仲麻呂、良弁や道鏡など、歴史上著名な人物の署名も見ることができます。
  一年に一度のこの機会に、奈良時代を生きた人々の息吹を感じていただければ幸いです。

北倉 螺鈿紫檀五絃琵琶(背面)

会 期

平成22年(2010)10月23日(土)~11月11日(木) 全20日

会 場

奈良国立博物館 東・西新館

休館日

会期中無休

開館時間

午前9時~午後6時
※金曜日、土曜日、日曜日、11月3日(祝)は午後7時まで
※入館は閉館の30分前まで

観覧料金

 当日前売・団体オータムレイト
一般1,000円900円700円
高校生
大学生
700円600円500円
小学生
中学生
400円300円200円
  • 団体は責任者が引率する20名以上です。
  • オータムレイトは、閉館の1時間30分前以降に販売する当日券の料金です。(販売は当館当日券売場のみ)
    オータムレイトチケットの購入者には、記念品として昭和23年開催の「正倉院展」ポスター図案の散華型しおりを進呈します。
  • 障害者手帳をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料です。
  • この観覧料金にて、なら仏像館および青銅器館もご覧になれます。
  • 前売券は下記の窓口にて販売します。
    近鉄・JR西日本の主要駅、阪神電鉄梅田・尼崎・甲子園・御影・三宮の各駅長室、ローソンチケット(Lコード:54324)、電子チケットぴあ(Pコード:764-349)、JTB、JR東海ツアーズ、日本旅行、近畿日本ツーリスト、CNプレイガイド、イ―プラス、サークルKサンクス、セブンイレブンおよび当館にて9月23日より販売 (当館での販売は10月22日まで)
  • 11月3日(水・祝)は団体入場を中止します。
  • 第62回正倉院展開催期間中、無料の託児室を開設しますのでご利用ください。
  • 館内が混雑しますのでベビーカーの使用はご遠慮下さい。だっこひも等のご準備をお願いします。

出陳品

71件(北倉19件、中倉21件、南倉28件、聖語蔵3件)、
うち初出陳14件。
※7月27日付けで一部内容を変更しています。

公開講座

終了いたしました

平成22年(2010)10月23日(土) 「獅子面の模造をめぐって」

平成22年(2010)10月30日(土) 「正倉院の紙」

平成22年(2010)11月6日(土) 「五絃琵琶と紫檀工芸」

展覧会目録

「第62回正倉院展」
日本語版 A4版 予価 1,200円 
英語版 A5版 予価 800円
※図録の購入はこちら

ボランティア解説

終了いたしました

当館ボランティアによる解説

  • 正倉院展会期中毎日5回、30分程度。当館講堂にて。
  • 入館者の聴講自由。
  • 公開講座のある日(10/23・10/30・11/6)の午後は中止となります。
  1. 午前10時~
  2. 午前11時~
  3. 午前12時~
  4. 午後1時30分~
  5. 午後2時30分~

会期中のイベント

終了いたしました

正倉院学術シンポジウム2010「正倉院宝物はどこで作られたか」

  • 日程:平成22年(2010)10月24日(日) 午前13時30分~午後17時30分

「留学生の日」

  • 日程:平成22年(2010)11月1日(月) 午前9時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
  • 内容:留学生の方は「正倉院展」及び、なら仏像館と青銅器館の観覧料金が無料となります。入館の際、新館あるいは本館入口にて学生証等をご提示ください。

「野点のお茶会」

  • 日程:会期中毎日 午前10時から午後4時30分
  • 場所:奈良国立博物館 西新館 南側ピロティ
  • 料金:500円

「いけばなの展示」
 光明皇后の発願により建立された法華寺に伝わる「法華寺小池御流」のいけばなを展示します。

  • 日程:会期中毎日
  • 会場:奈良国立博物館 西新館1階ロビー

主 催

奈良国立博物館

協 賛

NTT西日本、近畿日本鉄道、JR東海、JR西日本、ダイキン工業、大和ハウス工業、帝塚山学園・帝塚山大学、日本生命、白鶴酒造

特別協力

読売新聞社

協 力

NHK奈良放送局、小学館「和樂」編集部、奈良テレビ放送、日本香堂、仏教美術協会、大幸薬品

関連リンク

◆読売新聞「天平の煌めき」
◆宮内庁正倉院事務所

主な出陳品

北倉 ?線鞋
[ぬいのせんがい]

1両
長28.0cm 幅8.4cm 踵高3.0cm

北倉 螺鈿紫檀五絃琵琶
[らでんしたんのごげんびわ]

1面
長108.1cm 幅30.9cm

北倉 種々薬帳
[しゅじゅやくちょう]

1巻
本紙縦26.1cm 全長210cm 軸長29.3cm

北倉 五色龍歯
[ごしきりゅうし]

1箇
歯冠咬口面長16.7cm 幅8.9cm 高24.0cm 重4655g

中倉 蘇芳地彩絵箱 
[すおうじさいえのはこ]

1合
縦38.5cm 横35.1cm 高14.3cm

南倉 白橡綾錦几褥
[しろつるばみあやにしきのきじょく]

1張
縦99cm 横53cm

南倉 伎楽面 酔胡王
[ぎがくめん すいこおう]

1面
縦37.0cm 横22.6cm 奥行29.4cm

南倉 蓮花残欠
[れんげざんけつ]

1座
径33.0cm 総高30.0cm

南倉 銀壺
[ぎんこ]

1口
口径42.2cm 胴径61.9cm 総高49.4cm 壺重37000g 台重8000g

中倉 青斑石鼈合子
[せいはんせきのべつごうす]

1合
長15.0cm 高3.5cm

中倉 漆胡樽
[しっこそん]

1双
長92.0cm

南倉 鳥獣花背円鏡
[ちょうじゅうかはいのえんきょう]

1面
径29.7cm 縁高2.0cm 重5009.0g

南倉 銀平脱鏡箱
[ぎんへいだつのかがみばこ]

1合
径29.2cm 高4.0cm

中倉 雑札
[ざっさつ]

1枚 5枚のうち第3号(出陳番号55)
縦51.5cm 横5.4cm

中倉 正倉院古文書正集 第七巻 
[しょうそういんこもんじょせいしゅう]

1巻
縦28.3~29.5cm